御上先生

2025年04月20日

普段はあまりドラマを観ないのですが、たまたま気になっていた「御上先生」を一気に観てしまいました。

 

ドラマの内容は、東大卒のエリート文部科学省官僚が、官僚派遣制度によって有名私立高校に事実上の左遷として出向を命じられ、3年2組の担任教師として教壇に立つ学園ドラマです。

 

従来の学園ドラマとは一味違って、御上先生が生徒たちに「考える」ことの大切さを教えながら、学校や教育現場にはびこる問題や腐敗した権力に立ち向かっていく様子が描かれていました。

 

色々とと考えさせられる言葉やシーンが多く、

「The personal is political(個人的なことは政治的なこと)」

「考える力とは、論理的思考力はもちろんのこと、問いのない答えを考え続けることもまた考える力である」

 

など、展開の面白さに加えて、

特に普段あまり関心のなかった政治に対して、少し身近に感じられる良いきっかけになりました。

些細な出来事や感情も、実は社会の仕組みや政治と深く結びついていることがあることが多くあることが様々な描写を通して少しだけ腑に落ちました。

政治は「自分とは無関係のもの」と思いがちでしたが、このドラマを通して少しだけ意識をできるきっかけを得られたように思います。

 

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